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「子ども白書 2020」(日本子どもを守る会 編)完成しました!

 この度 「子ども白書 2020」(日本子どもを守る会 編)が完成しました!

 子ども白書は、1964年の創刊以来、児童憲章の精神に基づき、子どもたちが安心して暮らし、豊かに育ち合っていける社会の実現をめざして刊行し続け、『子ども白書2020』で56冊目を迎えました。

今号の特集では、混迷と多忙を極める状況の中で様々な期待を寄せられている学校の現状と展望を描くべく、「希望の学校 学びのゆくえ」をテーマに掲げました。なかなか明るい展望をもつことが難しい状況の中で、学校が抱える困難やその背景にあるものを浮かび上がらせるとともに、それを克服していくために必要な条件や、学校現場での努力や奮闘に光を当て、学校の中に希望を見出していくための方途を示すことができたのではないかと考えております。

 また、巻頭に緊急企画「コロナCOVID-19 子どもクライシス」を組みました。年明けから現在に至るまで、世界中を混迷に陥れている新型コロナウイルス感染症の子どもたちへの影響と対応を、様々な分野から論じていただきました。時々刻々と変わる未曽有の状況の中で、子どもや社会が受けている影響をどう記録していけるのか、編集委員会としてもぎりぎりまで検討した企画です。なお緊急企画に関連しては、編集委員会の総力で、カラーとじ込み「コロナ子ども関連月報」「コロナ子ども相談・支援サイト紹介」も特設しました。

 「戦後75年企画」では、沖縄緑ヶ丘保育園の米軍ヘリ落下物事故をめぐる園・保護者の思いと取り組みを、「子ども最前線」では、スウェーデンの若者参画、越前市の子ども実態調査、インターネット利用の光と影、子ども虐待死の背景にあるDVなど直近の子ども・若者の現状をご紹介・分析していただきました。今回初めての挑戦として、子ども白書とともに学びを深めてきた若者たちが、企画から執筆・イラストまで担い、「若者チーム企画」を結実させています。「子どもをめぐるこの1年」では、各専門領域でご活躍の現場関係者、研究者を中心に総勢50名を超える方々に幅広い視点で論考をいただいています。

 ぜひ購入して頂いて、全体をお読みいただければ幸いです。

 この『子ども白書2020』が、子どもたち、ご家族、子どもに関わる方々に、にこっと、手に取っていただけることを願っています。

〇購入後希望の方は、

①お名前 ②送付先住所を明記の上、③下記アドレスまでご連絡ください。

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「NPO子どもとメディア」公式インストラクター

「子どもとメディア関東」共同代表

  成田弘子

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